プロジェクトメーヴェ鳥取 活動の記録

鳥取県の高校生、地元の職人をPRする。

中井窯② “伝統”と“自分らしさ”を追及する。中井窯・坂本章さんにインタビュー!!

どうも、プロジェクトメーヴェ鳥取 です!

 

中井窯レポート第2弾!!

と、いうことで、今回は…。

中井窯の坂本章さんへのインタビューの様子をご紹介していきます!

 

 

第1弾をまだ読んでいないよ、と言う方はこちらを読んでくださると嬉しいです(^^)

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中井窯① 伝統の技を知る - プロジェクトメーヴェ鳥取 活動の記録

 

 

中井窯の伝統と、自分自身の作品づくりを追求しつづける坂本さん。

それに懸ける想いを語ってくださいました。

 

ちょっぴり、お見せしますね!!!

 

 

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 Q.どんな想いで今までお仕事をされてきたんでしょうか?

僕は、吉田璋也さんがつくられた民芸というジャンルを守らなければいけないという使命もあって。

父親は吉田璋也さんという人を、神というか、自分の父親というか、そのくらい思っていたので。吉田先生の言われることは絶対だったので、それを僕が変えるという訳にはいかないんですよね。

なので、そこで、民芸の世界で仕事をしていくしかないんだって思って、決めたんですけどね。

 

父親がずっと繰り返してつくっていく、それも大切だと思ったんですけど、でも、それだけでは自分がつくったものが良いものなのか悪いものなのか、そういうものが分からないので。公募展というものに出品し始めるんですよね。

公募展に出品し始めると、自分がつくったものが全国でどのくらいの位置にあるのか、本当に良いものなのか、そうでないのかっていうことが分かってくるので。そこで公募展に出品して先生方に話を聞く。そういう事を繰り返して、自分のつくっているものを少しでも、ちょっぴりでも、前進させたいな、良いものにしたいと思って、取り組んで来たんですけどね。 

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僕が始めた頃はね、すごく焼き物が売れない時代で、まあ今も売れない時代ですけどね。それでも、そういう事に取り組みはじめて、いろんな人とのご縁で、うちの場合は人気があるようで、売れてきているんですけど。注文がすごく溜まってきて、今どうしようかなという状態になっているんですけども(笑)

そういう中で、ちょっぴりでも前に進みたいということで、良いものをつくっていく、その両方が並行で、良い方に転がってきているんですよね今はね。

 

そうした時に、42、3の時に目標にしていたものが達成できた。それを繰り返して貫くのもカッコいい生き方ではないかなぁと思ったんですけど、

若い頃に自分の中で抑えていた「自分の作品をつくりたい」という思いが、芽を出してしまったんですよね。(笑)

それをするのであれば、歳がいってからでは遅いので40代のうちにそこを成り立たせたかっというか、成り立たなければもう…それで駄目だったら民芸を貫こうと思って。

作品作りを10年くらい前から始めて…最初の5年間くらいは日本伝統工芸展というところに出品し始めて、連続5回くらい落ちて。僕は何をしたら、どうしたら入るんだろうってすごく悩んだ時もあったんですけども。

6年目で初めて入選して、それからずっと連続して入選できるようになってきて、50の時に「正会員」というところになれて、自分の設定した目標のところに到達できて。

今53ですけども、今は2つの…まあ、どうしても主力はこっちの日常の器がメインですけども、それと、自分の表現である焼き物を、今はつくりたいと思って取り組んでいるところですね。 

 

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 中井窯の伝統である緑と黒の陶器も素敵ですが、

坂本さん独自のデザインの器もすごく魅力的でした!!!

 

その1つがこちら!

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独特の模様が美しいですね…!

 

 

中井窯の特徴的な緑の色も、三代目である坂本章さんが以前よりもマイルドな色に変更されたそうですよ!!

 

画像の他にも、中井窯には、伝統の器だけでなくたくさんの坂本さんの作品が展示してありました。

ぜひ鳥取県にいらした際には、中井窯を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

中井公式HPはこちら!!

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因州・中井窯オフィシャルサイト

 

 

 

 

 最後におしらせ!

 

次回の中井窯特集ブログでは、いよいよPR動画を公開予定!!!

プロジェクトメンバー、動画担当K君がただいま奮闘中です!

乞うご期待!!!!